片思いしている人に告白したい。
でも、相手に脈がないことは分かっている・・・。
こんな相手に、告白するのは無駄なこと?
それともあり?
―脈のない相手に思いを伝えるということは、
確かに迷ってしまいますね。
告白しなければ振られることはありませんし、
振られたりしたら、自分自身
傷ついてしまうのは分かっていますよね。
でも、告白は、いろいろな意味で正解でしょう。
では、なぜ片思いの人が脈なしでも告白はありなのか?
その理由を挙げてみましょう。

①確認
相手に脈があるかないかは、
あなたが相手の態度などを遠巻きに
見ている様子から受けた感覚でしょう。
その感覚を確実なものにする
=相手の気持ちがどうであるかの答えを出すには、
直接会って、告白するしかありません。
あなたが告白することで、相手の表情を見て、
生の言葉を聞くことができますので、そこでやっと、
相手の本当の気持ちを知ることができるのですね。
②気持ちの整理
片思いには、楽しいこと、苦しいこと、
いろいろありますよね。
相手がこうしたから、こういう人なんじゃないかとか、
こういうことに興味があるんじゃないかなど、
相手に関する情報のほとんどが、
あくまでも噂からくるものや、想像の世界です。
ですので、その想像の世界をふくらませて、
何年も片思いをしたままの人もいますし、
想像の世界から抜け出て、現実に戻り、
片思いを短い期間で終わらせる人もいます。
片思いは、自分で区切りをつけないと、
片思い以上のことは何も始まらないし、
片思いも終わらない、そういうものです。
ですので、告白することで、
片思いにケリをつける意味もあるでしょうし、
告白することで、自分がどれだけ相手のことを
好きか、相手に対する自分の
本当の気持ちを再確認し、
気持ちを整理する意味もあるでしょう。
③あきらめ
告白することで、気持ちのふんぎりをつけ、
きれいさっぱり相手を
あきらめられるということもあります。
自分一人で相手のことを考えているうちは、
好きな相手と目が合っただけで、
(相手も私を気にしてくれているんじゃないか)
と考えてみたり、
(私の気持ちに気づいているのでは)と、
自分に都合のいいように
想像してみたりもするでしょう。
脈がないと分かってはいても、思い続ければ、
そのうちこっちを向いてくれるかもとか、
彼女と別れたら、私の方を向いて
くれるかも・・・と、わずかな望みを
持ちたくなるのも片思いの特徴ですね。
でも、そんなことばかり考えていたのでは、
いつまでたっても、あきらめがつきません。
ですので、告白することで、きっぱりと
あきらめがつくという意味もあるでしょう。
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