大学生のほとんどの人はアルバイトをしているのではないでしょうか?
高校時代とは異なりアルバイトをすることが許されているのが大学生です。
でも最近ではブラックバイトなる言葉が知られるようになり気掛かりな大学生も数多くいることでしょう。
そこでブラックバイトとはどのような特徴があるのか、この記事では深掘りしてみました。
ブラックバイトとは?
そもそも大学生にとってブラックバイトとはどのようものなのでしょうか?
それは大学生としての本来あるべきはずの生活を無視して仕事を要求するアルバイトのことを言っています。
従来通りのアルバイト代のままで正社員と同じような内容の仕事を要求したり、ノルマを課したりすることで学生本来の生活ができない状態になるということですね。

ブラックバイトは何故増加しているの
ブラックバイトが増えている背景には、社会的傾向として人件費削減の為に、アルバイトやパートまたは派遣など非正規労働者を多く使用する会社が増えていることが理由だと言えます。
つまりかつては正規労働者が担当していた仕事内容を、いつの間にかアルバイトを含めた非正規労働者に課してしまっているということなのです。
では大学生がアルバイトを始める際に注意する必要があるブラックバイトの特徴をチェックしていきます。
ブラックバイト:実例
大学生にとって身近と言えるコンビニのアルバイト実例を紹介しましょう。
大学生男子が企業側から要求されたことは次のようなことでした。
大学生という立場でもあり、また労働基準法などよく知らなければおかしいと思いながらも引き受けてしまうのでしょう。
大学生男子がコンビニ店から課されたのは、お中元の商品を一定数以上売ることや、キャンペーン商品を100個以上売ることなどのノルマでした。
売ることができなかった大学生は自費で数千円出して50個以上を購入、残りは親戚に頼まざるを得なかったようです。
このように大学生のアルバイトに販売を強要するようなことは通常はありませんので注意をする必要があります。その他にもこの大学生男子の場合は勤務時間以外での無給労働をさせられていたとのことです。
ブラックバイトのチェックリスト
ブラックバイトかどうかをチェックする為の基本的なポイントは
- 「求人内容と実際内容が一致しているかどうか」
- 「職場の雰囲気に威圧的あるいは不快な印象がないか」
- 「職場の人間関係の雰囲気は気持ちよく働けるように見えるか」
- 「教育体制がきちんと整えてあるか」
- 「アルバイトに無理のないシフトをきちんと組んであるか」
- 「アルバイトの終了時間や休憩時間に関して明確になっているか」
- 「給与は適正なものか」
- 「仕事量や責任について無理がないか」
上記ポイントを抑えて決めるといいでしょう。
大学生が注意しておいたほうがいいブラックバイトの特徴については以上のことになります。
そして、アルバイトを決める時には、実際に働いたことがある友達から話を聞いてみたり、ネット上でブラックバイトに関しての書き込みを調べてみるのも役立つでしょう。
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