もうすぐ大学の卒業式。男子は着慣れないスーツを着て、女子は振袖や袴姿にスーツの子も。
みんな普段とは違って、めいいっぱい着飾っておしゃれして出席しますよね。
その準備だけでも面倒でおっくうだし、その雰囲気が嫌で、出たくないという人もいるでしょう。
結論から言うと、卒業式を欠席しても誰からもとがめられることはありません。
でも、卒業式はそれなりにいいこともあるのです。
卒業式に出たほうが良い理由は
例えば、友達との情報交換です。それは、大学生活での思い出話の場合もありますし、卒業後の進路の場合もあります。
特に、大学の規模が大きくなればなるほど、卒業後の進路には、人それぞれ様々なものがあります。
卒業後はみんな社会人になって多方面に散らばっていくわけですので、友達の数だけ、幅広く多方面に人脈があることになります。
社会人になってから、異業種や他の会社の人と知り合いになれる機会は、なかなかありませんが、大学の同級生なら、
異業種や他の会社に就職する場合でも、今のうちから既に知り合いというわけです。
人脈は、その後の将来において、どんな役に立つかも知れません。ですので、人間関係は大切にしておきましょう。

親に卒業式という集大成を見せる
また、親が卒業式を見ておきたいというケースもありますね。大学卒業までには、何年間も教育にお金が掛かっています。
親はその集大成を見たいものですので、卒業式に親が出席するかどうかは、確認しておいた方が良いでしょう。
卒業して、いよいよ社会人になる、子供の成長を見せることは、何よりも親孝行につながります。
それでも、欠席したい場合、注意しておきたいのが、書類の問題ですね。
卒業証明書を忘れずに受け取る
卒業証書や成績証明書は、卒業式の日に受け取る大学が多いでしょうから、もしどうしても欠席するなら、そういった書類を
大学から郵送してもらう手配をしておきましょう。
特に、成績証明書は、就職の際に必要なことが多いので、欠席したために書類がもらえないというのでは、後できっと困ったことになりますね。
欠席の手順としては、
- ①ゼミの担当教授に、卒業式を欠席する旨を伝える
- ②学生課で、卒業式を欠席する旨を伝える
- ③卒業証書や成績証明書、卒業アルバムの郵送手続きをする(代金・送料が必要)
などです。
もうすぐ社会人ですので、大人として恥かしくないよう、手順はきちんと踏んでおきましょう。
また、卒業式の後に、ゼミの集まりや懇親会などがあるケースもあります。
そういった集まりを欠席することは、仲間にとっても寂しい思いをさせることにもなりかねません。
卒業後の連絡先の交換などは、きちんとしておきましょう。
大学生活はあなたの集大成である
ここまで大学生にとっての卒業式の意味について深掘りしてきました。いかがでしたか。
終わり良ければ全て良しというのは、人生全般においての真理なのです。
何故なら社会に出てからも、同じ行動をとってしまう可能性があるからです。
ならば聡明なあなたは、今から最善を尽くして、大学生活を終えたいものですよね。
頑張って。