理系大学生は文系の大学生に比べると、実験や実習などで忙しく、
アルバイトにまわせる時間が限られています。
そんな理系の学生に向いているのは、次のような条件を満たしているものです。
- 1)比較的時給が高い
- 2)拘束時間が短い
- 3)土日や平日の夕方にできる
これらの条件にあてはまる代表的なものは、家庭教師、塾講師です。
大学生の定番ともいえる職種であり、まず最初に候補に入れていいでしょう。

家庭教師のバイトがおすすめの理由とは
家庭教師でしたら、生徒側との交渉しだいでかなりフレキシブルに時間を設
定することもできます。実験・研究のスケジュールにあわせて予定を変更できるのも魅力的です。
その一方、準備や生徒のフォローなどで、意外に時間がとられる部分もあります。
教えることへの得意・不得意というのもありますから、誰でもできるというものでもないかもしれません。
注意したいバイトのポイント
それ以外の職種では、コンビニやファミリーレストラン、惣菜屋、弁当屋、パン屋、居酒屋などもあります。
飲食店であれば、食事つきということも考えられ、一食浮かすことができます。
ただし、土日のみと思っていたものが、しだいに平日も頼まれて、実験や研究の時間に食い込ん
でくるようになるとしたら、要注意です。
特技を活かしたバイト選び
何かスポーツに秀でていれば、テニスや水泳などスポーツクラブでインストラクターやコーチをすることも可能です。
スポーツだけでなく、何か特別な能力があれば、それを活かせる、いい条件のアルバイトを探してみるべきでしょう。
そうした特技がなければ、職種は選ばず、勤務条件を重視して、授業や実験に支障がないものを選ぶようにしま
す。アルバイトはやりがいなどを求めるよりもまずお金を稼ぐこと、研究や実験の妨げにならないことを重視
して勤務条件を最優先に選びます。
Wワークバイトもあり
実験が深夜にも及ぶことがあるので、できれば単発のものをという人もいるでしょう。
しかし、単発のものだと毎回新しく探さなければならず、時間の無駄が大きくなります。
毎週決まった日にコンスタントにできるアルバイトを入れておくのが、予定をたてやすく理想的です。
単発系のものとそうでないものをうまくミックスできれば、稼ぎも期待できます。
アルバイトを探すのに、今では検索サイトを使うのもいいでしょう。好きなときに応募できるので便利です。
また、大学の学生援護課などでアルバイトの相談を受け付けているところもあります。
肝心なのは、大学の研究や実験がまず第一であることを忘れないようにすることです。
そのうえで空いた時間を有効に活用できるいいアルバイトを探しましょう。
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